水痘(みずぼうそう)ってどんな病気?
水痘・帯状疱疹ウイルスの感染で起こります。初感染では、発熱とともに全真意水泡性の発疹が出ます。水痘のウイルスは回復後も長く体内に持続感染する性質があり、なにかのきっかけで体の免疫機能が低下すると再活動し、帯状疱疹となって現れます。
水痘は普通に子どもがかかったとき、合併症はまれですが、経過は軽い人から重い人(重症の発疹や脳炎等の合併症)まであります。ただし、白血病や悪性腫瘍、大量のステロイドホルモンを使用しているお子さまなどは免疫機能が低下しているため、症状が重くなります。
接種を受ける時期・間隔・料金は?
●対象者年齢
1歳を過ぎたら、早めに接種しましょう。
1回接種では十分な予防効果が得られないため、学会では2回接種を推奨しています。
2回目の接種時期は接種後1年目ぐらいとされています。
●回数
1回の皮下注射
●料金
全額自費の8,360円です。
※予防接種の予診票はクリニックにございます。
※水痘ワクチンの接種は希望者の任意接種です。
※他の予防接種までは4週間以上あけてください。
水痘ワクチンの副反応は?
●健康なお子さんの場合、副反応はほとんどありません。
●白血病などのお子さんでは、軽い発疹や発熱がみられることがあります。また、接種には一定の条件があります。
●接種をうけても約20%は後に水痘にかかることがありますが、その症状は軽症で水泡も目立たず、あとも残りません。接種しても約1〜2%には、他のワクチン同様免疫ができない場合も考えられます。