日本脳炎ってどんな病気

日本脳炎は人から人へ直接感染するのではなく、感染した豚の体内で増えたウイルスを蚊が媒介して感染します。7〜10日間の潜伏機関の後、高熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識障害などの症状を示す急性脳炎になることがあります。
症状の出る人はウイルスを持った蚊にさされた人1000〜5000人に1人程度です。
夏カゼに似た症状や無菌性髄膜炎で終わる人もいます。脳炎にかかったときの死亡率は約15%、神経の後遺症を残す人は約50%にもなる重病です。

接種を受ける時期と間隔は?

<T期 初回>
●対象者年齢
生後6〜90ヶ月未満 (標準接種年齢:3〜4歳)
●回数
1〜4週間間隔で2回の皮下注射

<T期 追加>
●対象者年齢
生後6〜90ヶ月未満 (標準接種年齢:T期初回終了1年後で4〜5歳未満の期間)
●回数
1回の皮下注射

<U期> 
●対象者年齢
3歳〜13歳未満 (標準接種年齢:9〜10歳未満の期間)
●回数
1回の皮下注射 

※3歳―7歳半まで無料接種 ・ 受診表を保健所でもらってから予約をお願いします。
※他の予防接種までは1週間以上あけてください。

日本脳炎ワクチンの副反応は?

●まれに接種直後から翌日に、発疹、じんましん、かゆみなどがみられることがあります。
●全身症状としては37.5度以上の発熱、悪寒(さむけ)、頭痛、倦怠感、吐き気など、接種部位に発赤、腫れ、痛みなどが見られることがありますが、通常2〜3日で消えます。
●ごくまれに接種後数日〜2週間程度で急性散在性脳髄炎(ADEM)などの重い副反応が見られる場合があるといわれています。

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